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幸せを招く結婚
〜〜〜 幸福であり続ける方法 〜〜〜
結婚を間近に控えた今、あなたは人生で最も幸福を感じているでしょう。その頂点が結婚式であり、親族・知人・友人など沢山の人々に祝福され、これから家庭・人生を二人で創造する出発点です。二人はこの世を創造したイザナギノミコト・イザナミノミコトになるのです。

でもこれから二人に待っているのは普通の日常です。

朝起きて、仕事をして、帰って休む、殆どがそういう日常です。その日常に、今現在のような幸福の頂上感はありませんし、いつもいつもそんな昂揚感が継続しては日常生活になりません。その日常に物足らなさを感じることもあります。
しかしそれは決して不幸の中にいるということではありません。本当の幸福は静けさの中にあることを思い出して下さい。

その幸福を永く保つ方法・幸福であり続ける方法はあるでしょうか。

それは、他人(ひと)に自分たちの幸福を分けることです。
幸福は他人に分けても減りません。幸福は分ければ分けるほど大きくなります。
逆に独り占めして、誰にも分けなければ、減るばかりです。

何故でしょう。

幸福をもらった人は幸福になります。それは当たり前です。そしてその人は、分けてもらった人に対して、悪口を言うでしょうか。攻撃的になるでしょうか。恩を仇で返そうとするでしょうか。
そんな訳はありません。その人は今度は自分の幸福を持ってお返しにやって来ます。今度はその人が福の神になるのです。
それは今日かもしれません。明日かもしれません。何十年後かもしれません。
あるいは随分先に、あなたの子や孫にそのお返しが来るかもしれません。でもそんな嬉しいことはありません。

こういう行いを『善行』といいます。

そんな見返りを期待した善行など、不純だと思う方もいるかもしれません。

でも良いのです。見返りを期待しましょう。見返りを期待して沢山の幸福を分けましょう。
沢山の人が幸福になり、沢山の幸福な見返りが世の中に溢れます。
善も悪も、自らの行いは自らに、そして子孫に返ってきます。

善行を積みましょう。
『情けは人のためならず』です。
結婚を控えた方は  幸せを招く『城山八幡宮神前結婚式』


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